NEWS

6月にNHKで放送され話題を呼んだドキュメンタリー「"西成"を歌うアーティスト」に関しての話や、
12月4日にNEW ALBUM 「おかげさまです。」のリリースを控えたSHINGO★西成を独占インタビュー!





SHINGO★西成 PROFILE.
"昭和の香り"色濃く残る大阪のイルなゲットー = ドヤ街「西成」・釜ヶ崎は三角公園近くの長屋で生まれ育つ。「今に見とけよ!」精神と冷静な視点、自らの体験をもとに「間」を活かした独自のソウルフルな「べしゃり芸」で表現する超オリジナルな世界観は、層が厚くキャラの濃い関西シーンの中でも突出している。KREVA、サイプレス上野&ロベルト吉野、NG HEAD、Home Grown、INFINITY16、香西かおり、大西ユカリ、赤井英和などの競争陣が示す通り、そのクロスオーバーな資質、ユニークであったかい人間性ゆえに、"ジャンルを超えた存在" (にしてRep西成、HIP HOP)として注目され続け、今や名実共に完全なる "大阪名物" となった。





■ まず初めに音楽との出会いについてお聞かせください。

俺の街は音楽に溢れている街で、夜勤明けのおっちゃんが酒飲んでメシ食ったりするような立ち飲み屋が小学校の通学路の中に20軒近くあって、ずっと演歌とかおっちゃんの鼻歌とかが聞こえてくるような街でちっちゃい頃から音楽は身近にあったし、今でも耳に残ってる。そういう街で育って西成の朝市、いわゆるみんなが「泥棒市」とか言うところで買うたSTEVIE WONDERの "Key Of Life" とかそんなんをきっかけにどんどんBLACK MUSICに目覚めていって、何かこうおっちゃんらが歌ってる演歌じゃ、ポップスじゃ、西成の弾き語りのおっちゃんが弾いてるブルースにはないカッコよさがあって、どんどんHIP HOP、REGGAE、R&Bとかそっちの音楽にハマっていった感じかな。

■ 育った街の名前をアーティスト名に使ったのはなぜですか?

もちろんガキの頃から、それこそアイデンティティー?やっぱりアメリカ人は自分の国が一番だと思ってるやろし、俺もアジア、日本が一番だと思ってるからそれを入れたかったけど、まずは歌い始めたときに個性というか自分を表すものとして正直自慢できるものが無かったというのがリアルな話で、でも地元を背負ってみんなが俺の音楽を聴いて喜怒哀楽を表現してもらえるような存在になりたいなと思って。
「帰れ!」って言われるのも俺にとっては愛がある言葉に聞こえるぐらいの街やし、「帰れ!帰れ!」言われて帰ってるようじゃ俺今この場所に居てないと思うし、「死ね!」とか平気で言う人らも多い街やから。日本一の労働者の街やし、日本一のGHETTOと呼ばれてるところやから。せやけど「死ね!」っていう言葉に対して波形が消える寸前で俺は「生きる!」って言えたし、そんときにその返しができたときに俺はHIP HOPやって思えたね。

■ 6月にNHKで放送されたドキュメンタリー「"西成"を歌うアーティスト」について、反響などはいかかでしたか?

「NHK出た人や〜」とかっていう感じやから地元でも。だけど見てもらった人にいろいろ言ってもらったら、それぞれの生活の溝っていうか、人生観の中で、俺のやった行動がすごくこの部分が元気づけられたとか、「俺もやらなあかん」思ったとか「もっとできる」ってわかったとか、言うたら俺みたいな社会不適合者のやつが音楽で救われて、みんなにこうやって出会えて、子供らの背中押せて、おっちゃんらに背中押してもらって歌ってこれたって言うのが映像になって、どんだけ深くまで入って地元に色々やってるというか、アーティストとしてこんなもんしかやったらあかんねやっていう枠はいらんと思うし、それの1つがジャンル。俺はREGGAEのみんなにもすげぇ世話になってるし、それこそPUNKとかROCK聴きながら育ったから、そういうところでいろんな感じが出てしまって。





もしNHKの見てくれてたらそれだけでも嬉しいけど、そんなかで意味わからんこととかあったら来はったときに歩くだけで「あ〜、そういう意味なんだ〜。」とかわかるし、「晴れたら街中オープンカフェ」っていうのもわかると思う。でもやっぱこの寒い季節凍死するおっちゃんおばちゃんらもでてくるから、この炊き出し手伝ってたらわかるけど、十何年、週に2回1200人分とかいろいろやってるけど、最近30代とか40代のやつらが増えてきてて。しかもこの子は多分マシな生活しとってんやろなっていう格好、たとえばPatagoniaとか着てて、こんな子もきてんねやと思って。ほんならまた次の週、次の週とかもきてたけど、俺らのファッションもそうやけど足下から崩れていくっていう。足下がどんどん汚れていって、上のジャケットも汚れてきて、この子同じ子やな?思うぐらい。
なんか人の人生見て自分の人生もこうどうやって生きるかとか再確認できて、たったその一つなんやねんけどそれ見逃してたらこういうふうに感じんかったことやし、やっぱりそういうことを自分の街はいろいろ教えてくれるから。ただ「テキーラで酔っぱらった」、「今日は元気や」「今日ははしゃいでる」っていうノリの世界も見てるけど、やっぱ地元帰ったらそういうこととかもあるんで。まぁ楽しむときは楽しまなな。

■ 10/4にNEW ALBUM "おかげさまです" をリリースしますがこのタイトルにした理由とは?

歌えば歌うほど、一人で音楽やってないねん。自分が足らない部分も多いし、やっぱりそれで助けてもらって音楽できてるし。おれは表の選挙の演説カーに負けんなラッパーと思ってて。選挙演説見てうるさいな〜とかとかじゃなくて、俺はあれ見て学んだし、人に伝えるってこういうことやとか。
綺麗ごと言うのは嫌で「金はいらない」って言えへんし、金は必要やから。ほんで金で苦労した家で育って、何千万の借金があったときに「もうみんな死ななあかんな」と思ったし、前のALBUMの "トタン" ていう歌もそうやけど、トタン屋根育ちでずっとおって、そういうとこで育ったから金は一番って言えへんけど必要なものやから。それと一緒で俺が歌えてるのはすべてみなさんのおかげですって言うのはちょっと言いにくくて。一生懸命やったら人に喜んでもらえるような、元気なってもらえるような、自分も元気になるような、したら自分のあかんとことか気づくきっかけにもなるっていうか。
お互いパワーを交換して、パワーをもらったらそれをどう使うか?俺は音楽っていう表現があったから、俺の曲聴いて元気になったっていったら、その元気を家族とか仲間とか悩んでるツレに電話して「この前しんどそうやったけどどうしたんや?大丈夫か?なんだったら今から飲みでもいこうぜ!」っていうぐらいの行動に変えてほしいって思ってて。それでもしやんちゃなことしたいって言うならやんちゃなことすればいいと思うし、っていうのはいっつも思ってる。

■ NEW ALBUMにはいろんな方々の名前があがっていますが?

今回RYO THE SKYWAKERといい、MINMIちゃんといい、あとトラックメイカーもDJ FUKUは6曲やったりして、般若プロデュースでI-DeA君が曲作ってくれてっていうのもあったし、HirOshima君っていってKREVAとかとやったりしてる人とか、みんながパワーくれたんで。

■ MINMIさんとの曲「東京」についてお聞かせください。

おれは四十ファッ○ン1歳なんでネットも無い時代に、今はそうでもないけど、昔はもうとにかく東京いかなあかんとかいう流れがあったと思う。それがネットの部分とか自分の地元でできる方法をいろいろ勉強してやれることをやっていって、札幌でも大阪でも名古屋でも福岡でも横浜でもできんねんでっていうのをちょっとずつみんなわかってきてるけど、昔はやっぱり東京行かなっていうのあって、いざ行っていたらやっぱすごいパワーある街やから。「東京」はそんな四十ファッ○ン1歳のSHINGO☆西成が感じた東京を歌った曲です。
それで同じ大阪出身のMINMIちゃんと今年出会うことが多くて、一緒に他の曲もいろいろやったんやけど。すげぇ自然体でできて。こういう曲作ろうっていうコンセプト無くてMINMIちゃんのアルバムで集まって曲ができて。で、こういう曲も作ろうと思って浮かんだのが「東京」で。東京でアーティストとしては成功してるかも知らんけど、苦労してたのも見たし、そのMINMIちゃんにぜひ歌ってもらいたいと思って。自然にこう商業的なとこなく作れたっていうのはほんと男女関係ないねんなって。こういう曲みんな喜ぶやろみたいになって。レコーディングとかもあってしばらく東京に住むぐらいの勢いで行ったこともあるけど、それこそおかんがぶっ倒れて「もう明日死ぬ」ってなったときに、俺は大阪帰って。で、感じたことは「こっち(大阪)でやれることしよう」って。




■ 北海道の好きなところはどんな所ですか?

ハッキリ言って大阪にないもんだらけなんで。ベタやけどパッと会うたときにみんなでっかい。体は俺ぐらいちっこいやつでもみんなでっかい、心が。ゆとりがある。その隙間に俺らみたいなよそもんがきたときに迎えてくれるゆとりがすごい嬉しいよね。北海道の人はアイデンティティーがあるから、地元LOVEしてる気持ちがあるから。俺うまい食いもんがあるところにはええ音楽があるって思ってて、これおれの持論なんだけど。よその人が来たときに自慢できる食いもんがあるところにはええ音楽がある。理由はやっぱそれを食って(地元の人は)みんなエネルギーにして表現してるわけやから、食いもんに他のとこには無いあるということは音楽にでてしまうのはしゃあない、食ってるもんやもん。なんかそこを1秒長く感じれる街。で、みんなそうやってWelcomeって言ってくれる心のゆとりがあってありがたい。

■ 最後にNORTH NAVIをご覧のみなさん、北海道のみなさんに一言お願いします。

見てるより、思うより、まず行動。焦らず、腐らず、あきらめず。俺にもできるからお前にもできる。しっかり拳上げよ。おれは一生懸命歌うことが一生懸命生きてるってことになると思ってるから。みんなもそう思ってるんやったら今目の前にある出来事やっていって、失敗は明日の糧になるから。
ええやん、ええやん、Ragga and Rap!ええやん、アイヌネギ食いにいこ〜。(笑)


SHINGO★西成 - おかげさまです -

    CDアルバム / 全13曲

    価格: ¥2,730(税込)
    発売日: 2013.12.04
    型番: SHWR-0020



    ■ Track List

    01. おかげさまです。   Produced by Michael James
    02. CRASH   Produced by おとしらずびーつ
    03. KICKS & BANDANA   Produced by DJ FUKU(420/728)
    04. 東京 feat. MINMI   Produced by DJ FUKU(420/728)
    05. 傷 feat. 般若   Produced by I-DeA for Flashsounds/BCDMG
    06. イコイコ feat. RYO the SKYWALKER   Produced by DJ FUKU(420/728)
    07. HOP STEP JUMP   Produced by DJ FUKU(420/728)
    08. どや?   Produced by Mi3 for Chalisss Crew
    09. めちゃめちゃCRAZY!   Produced by Michael James
    10. ティファニーで晩飯を喰う
      Produced by MAJOR MUSIC a.k.a. HirOshima and Bastiany, Mr. Bojangles
    11. ガムテープ   Produced by DJ FUKU(420/728)
    12. 負けない   Produced by MAJOR MUSIC a.k.a. HirOshima and Bastiany, Mr. Bojangles
    13. 切り花の一生   Produced by DJ FUKU(420/728)

    SHINGO★西成 Official Web Site  http://shingonishinari.jp

    取材協力:
    alife sapporo
    札幌市中央区南4条西6丁目 青山ビルB1F  more info>>

ようこそさっぽろ

PMF

初音ミク



supported


Sound Lab mole