「クイーン・オブ・レゲエ」今年でデビューから20周年迎え、アルバム「immature」をリリースした「PUSHIM」のインタビュー

  • 2019/11/28

PUSHIM INTERVIEW

「クイーン・オブ・レゲエ」として、今やジャパニーズ・レゲエ・シーンNo.1シンガーの座を確固たるものにした「PUSHIM」。今年でデビューから20周年迎え、10作目となるオリジナル・アルバム「immature」をリリース。
デビュー20周年の思い、「immature」についてのエピソードを語ってもらった。
2019年12月、毎年恒例の「YEAR END PREMIUM LIVE」は今年、札幌で初の開催となる。

 

 

 

今年でデビューから20周年。デビュー当時と現在で日本のレゲエシーンは大きく変わったと思います。3月に10枚目となるアルバム「immature」のリリースされて、節目の年となった2019年ですがいかがでしたか?

 

1999年にメジャーデビューをしました。
その当時は、R&Bテイストのサウンドで歌うDIVA達が沢山デビューをするブームもあり、私もその流れの中で声をかけて貰ったのだと思います。
レコード会社もその路線で私を歌い手として育ててくれていました。
その気持ちを勿論私も嬉しく思っていましたが、アンダーグラウンド(レゲエの現場)で培ったそれまでの数年を否定するような感覚にも襲われ、どうにかどちらもこのメジャーシーンで両立できないかと必死だったことを覚えております。
その後、俗に言うジャパレゲブームが訪れ、日本でのレゲエミュージックの認知度がみるみるうちに大きくなりました。
そんなことを思うと、私はとてもラッキーだったのだと実感します。
レゲエの本場ジャマイカにいる素晴らしいミュージシャンや、国内の音楽人達との出会いをたくさんいただき、人間としても 1人の歌い手としてもたくさんの勉強させていただきました。
この20年でシーンの変動はありますが、まだこの場所で自分の音楽を表現できていることに感謝しかありません。
さらに今年の20周年は、ずっと長く共にしてきた音楽仲間とさらに新たな出会いで結びついた人たちに支えられ、素晴らしい年を送れている、まさに私の宝です。
長くひとつのことを続けると言う事は、後にこんなご褒美をもらえるのだと、本当にうれしく思います。

 

デビュー以来全ての楽曲をご自身で作詞されていますが、収録曲「DiDistance」では初の「RUDEBWOY FACE」と共作した歌詞の楽曲になりますね。20周年、10枚目のアルバムリリースのタイミングでこのような変化を加えたきっかけは?

 

デビューしてからオリジナルアルバムを10枚、それに加え企画物のEPやコンピレーションアルバムさらにカバーアルバムなど、たくさんの作品を出してまいりました。
その経験により、曲を作る上でのコツや自分の癖を知り、ときには曲を作る苦悩も味わってきました。
今回のアルバムで、RUDEBWOY FACEにリリックを依頼したのは、輸血のようなものです。自分にない血を吹き込みさらに表現者としてパワーアップする目的で、彼に歌詞を書いていただきました。
彼とは20年以上レゲエシーンで共に切磋琢磨し、と同時にRUDEBWOY FACEはレゲエDEEJAYとしてずっと大ファンであります。
大きな信頼を置く彼に自分が歌う歌詞を書いてもらう事はとても名誉な事でもありました。自分が歌う歌の歌詞を他の人にお願いするのは、これが初めての事です。

 

アルバムを締めくくる「In my village」は、ラストにふさわしい壮大なバラードに仕上がっていますが、どのような思いが込められた曲になっていますか?

 

20年以上歌を歌ってきましたが、ショウの前はいまだにいつも新鮮な気持ちで緊張感があります。
この節目に、そんな素直な想いを歌にしようと作ったのがこの曲です。
あるフェスを終えた夜、アドレナリンが出すぎて眠れない夜中に、メロディーと共に歌詞をすごいスピードで作り終えたのを覚えています。
私の音楽に対する本当の素直な気持ちが表現された一曲です。

 

アルバム全体を通してレゲエをベースに置きながら、最新のダンスミュージックの要素を取り入れた楽曲も多くみられ、20周年の集大成というよりも、これからまだまだ進化していく姿が反映されたような作品に感じられました。前作「F」のリリースから3年が経ちますが、変わったことなどはありますか?

 

前作の「F」を作り終えようとしてる最中から、次のアルバムはフロア向けのアルバムを作ろうと決めておりました。
甘いお菓子を食べたら次はしょっぱいの、
と言った感じで違う刺激が欲しいからです。
そして出来上がったのが今作ですが、タイトル通りまだまだ未熟、道半ばと言う意味で「immature」と名付けました。
現在40歳を過ぎ沢山の経験も多少はしてきましたが、図々しいですがまだまだ気持ちは若い頃のまんまです。”こどな”です。
immatureもmの間にスペースを入れると、
“im mature”と大人を示す言葉にも早変わりします。
とても今の自分に合ったタイトルだと確信しています。

 

4月からスタートしたアルバムリリースとデビュー20周年を記念した全国ツアーでは、全公演「HOME GROWN」が帯同しての開催となりましたがいかがでしたか?

 

HOME GROWNはデビュー前からレゲエシーンでずっと共に音を奏でてきた仲間であり、先輩であります。
1番苦楽を共にしてきた私には欠かせない存在です。
そして、彼等の演奏は他では埋められない
レゲエのグルーヴで私を突き動かしてきました。
そのメンバーと変わらず、今年の20周年も全国を一緒に回れて本当に最高のツアーでした。
これからも変わらず一緒にパフォーマンスを、全国各地で披露していきます。
これからやってくる寒い冬、そして北海道の短い夏には最適の音をお届けできると自負しています。

 

毎年恒例の「YEAR END PREMIUM LIVE 2019」が、今年はなんと12月16日(月)に札幌でも開催ということで、北海道のファンにとっては嬉しい情報となりますが、こちらではどのようなLIVEをみせてくれるのでしょうか?

 

Ba. TANCO / Dr. YUKKY / Gt. NODATIN / Pi. Mi-3 という面々の年末のスペシャルBANDです。
それに加えて、Backing Vo / CHINO&CHICA
年末の恒例のメンバーで行います。
北海道で初披露となるスペシャルBANDを楽しみにしていて下さい。
この数年以上行なっている年末LIVEですが、年の瀬と言うこともあり、皆さんとても開放的な気持ちが漂う大人の遊び場です。
北海道の皆さん、お洒落して来てくださいね。

 

2015年に設立した自身のレーベル「Groovillage」、また、アパレルブランド「Tome2H(トミトエイチ)」など、シンガーとしての活動以外にも注目ですが、今後の活動予定は?

 

自身のレーベルGroovillageの活動を更に進めて参ります。
私の周りには才能に溢れたアーティスト達が沢山います。彼等のセンスと私自身のアイデアも組み合わせて、GOOD MUSICをブレずに披露出来たらと長年夢を描いておりました。20周年が終わると同時に始まります。
お楽しみに。

 

最後に “NORTH NAVI” をご覧の皆様にメッセージをお願いします。

 

北海道はデビューした時から大変お世話になっている土地です。その北海道札幌でPUSHIMの音楽を披露できることに感謝しています。ぜひこれからも私の音楽で会話をするように皆さんと心を分かち合えたらと願っております。
12月16日、今年の心の汚れを一緒に吐き出しましょう!

 

PUSHIM Profile.

Official Web Site>>
http://pushim.com/

その歌声を聞くと、誰もが“Feel The Soul (=魂を感じる)”“Strong Voice!(=力強い声)”“One & Only(=誰にも真似できない)”と形容されるプレミアム・シンガー。 “クイーン・オブ・レゲエ”とし て、今やジャパニーズ・レゲエ・シーンNo.1シンガーの座を確固たるものにしたと同時に、日本の音楽シーンの中でも圧倒的な歌唱 力を誇るシンガーとして高い評価を受け続けている。

 

PUSHIM「YEAR END PREMIUM LIVE 2019 in Sapporo」

PUSHIM YEAR END PREMIUM LIVE 2019 in Sapporo

 

PUSHIM「immature」

pushim immature

2019.3.13 / TKCA-74779 / ¥2,963(税別)

収録曲
01. immature
02. DiDistance
03. ナナメにキメるSTYLE
04. ALFEE
05. 世界の何処かで
06. on 7th street
07. Girls Anthem
08. COME BACK
09. Neighbors
10. THE FREEDOM ROCK
11. AFROMATIC
12. In my village

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